2021年02月08日

一兆ドルコーチ

『一兆ドルコーチ』エリック・シュミット

前回も書いたが、全体的な感想は同じ。

気になったワードがあったので書き留めたい。
こんな大事な才能の要素がこれまであまり意識に昇らなかったことが不思議。

ビルは4つの資質を人に求めた。まずは「知性」。これは勉強ができるということではない。 さまざまな分野の話を素早く取り入れ、それらをつなげる能力を持っているということだ。 ビルはこれを「遠い類推」(かけ離れたものごとをつなげる発想)と呼んだ。そして「勤勉」であること。「誠実」であること。そして最後に、あの定義の難しい資質、「グリッド」を持っている。打ちのめされても立ち上がり、再びトライする情熱と根気強さだ。

ビルはこの4つの資質があると思える人には、ほかの多くの欠点に目をつぶった。彼は面接で候補者をこれらの観点から評価する際、その人が何を成し遂げたかだけではなく、どうやって成し遂げたかを尋ねた。

ビルの求める4つの資質。最後のグリッドとは何?

Guts(度胸):困難なことに立ち向かう能力
Resilience(復元力):失敗しても諦めずに続ける力
Initiative(自発性):自分で目標を見つける力
Tenacity(執念) :最後までやり遂げる力

これらの頭文字を取って、GRIDだそうだ。

いやいや、4つの資質の4つ目が4つの資質の総合というのはちょっとインチキでは!?
魔法のランプの3つ目の願いが、もう3つ願いを叶えることと同じ。
このうちInitiativeを除けば残り3つは同じ因子を持っている。(から4つの資質とは言えないかな)

そういうおふざけは置いておいて、現代を生きるに最も必要な能力はGRIDでないだろうか!?

現代はまさにデスりの時代。
ちょっと目立てば非難する人間が現れる。
文字や映像もコピー&ペーストできるから、都合のいいカットを取り出して非難のネタにもできる。
だからGutsが無いと心が折れ、ResilienceやTenancyが無いと立ち直れない。
非難されても自分を信じて、負けない気持ちを持ち続ける必要がある。

今はクイックにスマートにこなす時代かもしれない。
その代わり、使いたいアプリの操作がちょっとでも思い通りにならないと、すぐに先に進むのを諦めてしまう。
そしてこんなアプリは使えね、とツィート。
世間には理不尽なルールはいくらでもある。それをルールが悪い。俺は悪くない。
できないのは悪習のせい。

そんな態度ではいつまで経っても実を得ることはできない。

私にはGRIDの資質はあった?間違いなく人より遥かに優れている。
諦めることが嫌いと言ったらいいのだろうか?
その割には人の非難は気にする性質なので何日も引きずることがある。
だからと言って諦めることはないかな。少し心が辛い。

GRIDは教育にも取り入れたい。
GRID先天的なもののような気がするので、どこまで教育で習得できる?
でも子供や青年がこの言葉を覚えるだけで、何か前に進む進める気がする。魔法の言葉だ。

GRID。
posted by しもす at 00:09| Comment(0) | 日常