2020年04月11日

銃・病原菌・鉄(上)ジャレド・ダイアモンド

いつか読みたいと思ってた本なのですが、たまたま読み始めたタイミングで世界中がコロナの渦中に巻き込まれていました。


病原菌が先進的な武器と等しく1つの種族を滅ぼすほどの脅威であったという事実が述べられています。
人間は自然の奥深くに立ち入ることによって、未知の動物や細菌に触れることとでウイルスは人間を宿主とするように自らを変化させ、人間の世界に広がっていきます。
また、大航海時代や植民地化では、欧州人が持ち込んだ病原菌によって、アステカやインディアンの種族が滅ぼされており、病気で死亡する人の数が殺戮で殺された人の数を上回るとか。病原菌というと逆のイメージ、つまり非文明社会から文明社会にもたらされることが圧倒的多数と思われていたのですが、(もちろんそのパターンもあるけど)国を亡ぼすほどの脅威ではありませんでした。

ウイルスは動物から人に宿主を変える時、媒介者も変えることになります。ペストやチフスはネズミやのみなどが媒介者であったけど、衛生的な社会になることで広がることができなくなります。そこで最近ではペットの動物などを介して人に移ることができるようになりました。

また、インフルエンザなどに罹患するとせきやくしゃみが出るのは、人の免疫系の仕組みを逆手に取り、くしゃみで散った飛沫から他人に感染するためだそうです。マメ科の植物が種が熟した時にパチンと散って飛び出るようような方式です。

日本以外の国では外でマスクをすることは、ほぼNGでした。病気の患者が外を出歩いていると思われたそうです。コロナのお陰で世界中でマスク不足をもたらすほど認知されてきましたが。

人類がマスクをしてウイルスが拡散するのを防ぎ、手洗いをしてウイルスを洗い流す習慣がついたことで、ウイルスは広がりを抑制されるのでしょうか?ウイルスがこんなことで諦めるはずはありません。何千年にも渡って人類を苦しめていた病原菌が簡単に消滅しません。

ウイルスは現代の新しい媒介者を見つけました。ほぼ全ての人類が毎日、数時間も触れ、外でも家でも持ち歩き、表面に付着しやすい、なんと都合の良い媒介者!布に付着したウイルスは数時間程度しか生存できないけど、あなたのスマホの表面に付着したウイルスは数日間生存するそうです。

外から帰って手を念入りに洗った直後、外で触ったスマホをまた家の中で触りだしては何の防止にもなりません。
外出後はスマホも除菌クリーナーできっちり消毒しましょう!

注:スマホの下りはジャレド・ダイアモンドの本には書いてありません









posted by しもす at 10:06| Comment(2) | 読書
この記事へのコメント
スマホも除菌クリーナーの消毒が大切なこととても参考になりました。ありがとうございました。
4/6のサラリーマン人生の振り返りも楽しく読ませて頂きました。
Posted by 高橋 一行 at 2020年04月11日 11:21
高橋さん、コメントありがとうございます。早く普通の生活に戻ってジムでお会いしたいですね。
Posted by しもす at 2020年04月11日 13:28
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